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《劇作家協会公開講座 2014年 夏》

  次代を担う劇作家のための戯曲創作指導講座 公開講座 / 戯曲セミナー特別講座

 
*チラシクリックでPDFが開きます

年に一度の公開講座を、今年も2日間にわたって開催します。
1日目はワークショップを2コマ。2日目は、「演劇と戦争」と題して渡辺えりの企画によるインタビューとドラマリーディングを行ないます。
この2日間の講座には、どなたでもご参加いただけます。ぜひ座・高円寺にお越しください。

日程: 2014年8月9日(土)・10日(日)
会場: 座・高円寺2 JR中央線 高円寺駅 北口 徒歩5分


** 劇作家協会は、実績のある新進劇作家を対象とした“次代を担う劇作家のための戯曲創作指導講座”(研修課)と、初心者の創作体験からプロを目指す人のチャンス作りまで幅広くカバーする“戯曲セミナー”を、それぞれ通年で開催しています。

文化庁委託事業「平成26年度 次代の文化を創造する新進芸術家育成事業」
主催:文化庁 / 一般社団法人 日本劇作家協会
制作:一般社団法人 日本劇作家協会
協力:NPO法人 劇場創造ネットワーク / 座・高円寺
後援:杉並区   

  9日プログラム    10日プログラム    チケット案内

8月9日(土) 劇場でワークショップを


13:00ー15:00 [受講料] ¥1,000 (区民・会員は¥900)

  ──『舞台を体験するワークショップ』

劇場を知ることで、劇作家の想像力は磨かれます。
劇場を使って遊んでみましょう。

[講師] 中津留章仁
[出演] 星野卓誠 (TRASHMASTERS)
[募集定員] 100名



15:30ー18:30 [受講料] ¥2,000 (区民・会員は¥1,800)

  ── ワークショップ『ことばから、ことばと身体を生み出す』

ことばを起点に、グループで1つの場面を創作していきます。その過程を通し、劇が生み出されていくプロセスを体感し、ことばと身体の関わりを掘り下げます。

[講師] 長谷基弘
[サブ講師] 伊藤馨 竹田まどか 國津篤志
      山西真帆 近藤ミキヲ 村野玲子
[募集定員] 20名
[受講料] ¥2,000 (区民・会員は¥1,800)
** 見学のみのご参加はお断りします
** 激しい運動ではありませんが、身体を動かします。身体的ハンディキャップがある場合は事前にご相談ください

8月10日(日) 演劇と戦争 ── 演劇は戦争を止められないのか?


 渡辺えりの企画により、若い劇作家や俳優、若い観客の方々に伝えたい、言葉の数々をお届けします。

第1部では、80代を迎えた福田善之氏と渡辺美佐子氏にインタビュー。先人の来し方を検証することは未来を築くことにつながります。

第2部では、シェイクスピアから現代日本の新進作家の作品まで、古今東西の戯曲の言葉をドラマリーディング。
時代や社会の中にありながらも、時代や社会を超える可能性を持つ「演劇」を、この夏、改めて考えます。


渡辺えり
山形県出身。劇作家・演出家・女優として、また歌手として舞台・映像などジャンルを問わず活躍。舞台芸術学院の仲間と劇団2○○を結成、劇団3○○、ユニット企画集団宇宙堂を経て、現在に至る。1983 年『ゲゲゲのげ』で岸田國士戯曲賞、1987年『瞼の女 まだ見ぬ海からの手紙』で紀伊國屋演劇賞。東日本大震災の復興にもボランティアとして関わる。




第1部:14:00ー15:30 [入場料:1,000円 (区民/会員は900円)]

  ── 演劇人インタビュー
 演劇はどうやって戦争を越えてきたのか。
 先達の仕事を検証し、後輩たちの指針とするインタビュー。

  
[出演]
福田善之
1931年東京生まれ。1945年、二度の空襲を生きのびる。作品『長い墓標の列』('57)、『遠くまで行くんだ』('61)、『真田風雲録』('62)『オッペケペ』('62)、『袴垂れはどこだ』('63)など。映画シナリオやテレビ・ラジオドラマの執筆も多数。1994年『壁の中の妖精』ほかで、紀伊國屋演劇賞・個人賞を、『私の下町-母の写真』で読売文学賞、読売演劇大賞優秀演出家賞、斉田喬戯曲賞を受賞。近作『猿飛佐助の憂鬱』(小説・戯曲)。

渡辺美佐子
東京都出身、俳優座養成所3期生。 1953年『ひめゆりの塔』で映画デビュー。以降の映画出演は100本以上。1982年から通算648回、28年に渡り一人芝居『化粧』『化粧 第二幕』を上演。 1997年に紫綬褒章、2004年には旭日小綬章。 近年の出演作に映画『ウルトラミラクルラブストーリー』『しあわせのパン』『舟を編む』、舞台『リア』など。 ライフワークのひとつとして1985年より続けている朗読『夏の雲は忘れない』は、今年も全国各地で上演。

[聞き手] 渡辺えり 丸尾 聡



第2部:16:00ー18:00 [入場料:1,000円 (区民/会員は900円)]

  ── ドラマリーディング「劇作家たちの言葉」音楽と歌で台詞を紡ぐ
自己に刻みつけた台詞を遺して、いまはもういない作家たち。戦争と平和を台詞にこめて、いまを生きようとする作家たち。数々の戯曲の言葉がめくるめく立ち現れるリーディング。
趣旨に賛同した俳優・歌い手が出演します。

[構成/演出] 渡辺えり

[出演] (50音順記載)
 有馬自由、石田恭子、石村みか、伊東 潤、大谷亮介、奥山 隆、小椋 毅 、
 川口 龍、久野綾希子、久保井研、グランドボノボ、河野洋一郎、
 高橋優太、高田恵篤、立花弘行、田根楽子、土屋良太、藤谷みき、
 毬谷友子、丸尾 聡、緑 魔子、若松 力、渡辺えり
 (歌) 白崎映美、山崎ハコ
 (演奏) 十倉彩子、前田真梨子、山根千佳

 金子侑加、白勢未生、林ちゑ、東ゆうこ、廣田 健、横澤有紀、
 アキラ、岩崎浩太郎、熊埜御堂彩、櫻井美代子、深海里沙子、
 
中田康介、洞口菜穂、大須美津穂、橘田美穂、西山 舞、
 福井 夏、藤枝久純、宮野祥子、山田 允、若松絵里、渡辺喜子


[協力] 演劇ユニットてがみ座 オフィス3◯◯ 唐組 上々颱風 ジェイ・クリップ
 東京乾電池 
扉座 万有引力 南河内万歳一座 モダンスイマーズ
 世の中と演劇するオフィスプロジェクトM 渡辺流演劇塾


 
  お問合せ
  一般社団法人 日本劇作家協会 事務局
   TEL 03-5373-6923
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  スタッフ
  劇作家協会教育部:横内謙介 鈴木 聡 楢原 拓 長谷基弘 丸尾 聡
  進行:丸尾 聡 舞台監督:吉成生子 小野八着  宣伝美術:奥秋 圭
  音響:荒木まや(ステージオフィス) 平井隆史 照明:田向澄男
  制作:横内里穂 / 日本劇作家協会事務局